はじめまして、ゆいです。
二児の母で、過去に4度の転職を行い零細企業から大企業まで経験しています。
私は優良企業の見抜き方がわからず就職してはイメージと違い退職するという失敗を繰り返してきました。
今思えば遠回りばかりして本当に無駄な時間を過ごしてきたと思います。
そんな私の失敗談でももし誰かのお役に立てるなら、今まで無駄にしてきた時間も少しは意味があるのではないかと思い立ち、このブログを始めました。
なかなかいい仕事に巡り合えない方、職場のストレスに悩み転職を考えている方の助けになれることを願っています。
もくじ
やりたいことが見つからない学生時代
出身は広島県です。
学生時代は打ち込むことも特になく、毎日友達とカフェでお喋りばかりしていました。
要領だけで生きておりテスト前だけ勉強してなんとか大学には行くことができましたが、やはりやりたい事は見つからず、就職活動も内定0社。
結局、親のコネでアパレル関係に就職させてもらいました。
イメージと違ったアパレル販売員時代
新卒で入社したアパレルは、誰もが知っているような大企業でしたが、私の配属先は若者向けブランドを売る店舗の販売員でした。
しかし、そこは当時の私が思っていた華やかなアパレルのイメージとはかけ離れていました。
毎日上司には怒られ、重い服を運び、汚いトイレ掃除、男性のお客様からは怒られ、セクハラされる。
土日も仕事で終わるのは夜中。プライベートな時間は皆無で、次第に私のやりたいことはこれじゃないと考えるようになっていました。
そんな中、本社業務の社内募集があり、今の仕事から逃げたい一心で私は飛びつきました。
男尊女卑のアパレル本社時代
飛びついた本社業務は、マーケティング業務でした。
毎日全国の営業店から上がってくるデータを分析して次の市場を開拓していく仕事です。
仕事は面白かったのですが、周りは男性職員ばかりで、女だからということでお茶くみや掃除などをさせられることにストレスを感じていました。
そんな中、たまたま販促関係の仕事を任されたことがキッカケで、広告業界に興味を持ちました。
当時の私は「やりたいことはこれだ!」と確信し、初めての転職活動を行いました。
妊娠したら辞めろ!零細広告業界時代
初めての転職活動はわからない事だらけで苦労の連続でしたが、やっとのことで小さな広告関連の事務所に就職することができました。
働き始めた当初は天職を見つけたと思いましたが、長くは続きませんでした。
年齢的に妊娠を考え始めたある日、お局に呼び出され「うちの会社は子どもができたら辞めてもらうから」と言われました。
その会社は暗黙のルールで子どもがてきたら辞めて、働きたければまた入り直さないといけませんでした。
もちろんボーナスも退職金もリセットです。そんな理不尽さに嫌気がさして、2度目転職活動を始めました。
束縛される一般事務時代
仕事と家庭の両立を考えると事務職がよいのでは?と考えて、小さな会社の事務職に応募して就職しました。
その会社は広告業界とは無縁の会社でしたが、広告の仕事も諦められなかった私は、採用時に交渉して広告の仕事もさせてもらう許可をもらいました。
しかし、入社後いざ広告の仕事をしようとすると、「何かあったらお前に責任が取れるのか!」「打合せには社長を同席させろ!」などと言われ、実質打合せすることなどは許されず、仕事はできませんでした。
それどころか、通常業務でも常に監視されることになり、上司と言い合いばかりででストレスと闘う毎日でした。
やはり広告の仕事をしたければ、広告業界の大手企業しかないと思い3度目の転職活動を始めました。
ボロボロになった大手広告業界時代
ドラマやCMで出てくる有名タレントを扱う業界大手の企業に就職しました。
やっと自分のやりたかった仕事ができるため、全身全霊で仕事をしました。
しかし、仕事は朝早くから夜中まであり、ご飯もろくに食べる時間がなかったため、私の体調はボロボロでした。
しかも自分だけでなく、家族も放ったらかしだったため、家族もボロボロになっていきました。
これでは大事な家族を失ってしまうと思い、4度目の転職活動を始めました。
そして現在…
現在は、運送業の小さな会社の事務職をしています。
今までやりたいと思ってきた仕事とは全く異なりますが、毎日がとても幸せです。
今の職場は17時になるとキッチリ仕事が終わるため残業もありません。
しかも、職場には私と同年代で、子どもがいるママさんばかりなため、子育てにも理解があります。
過去の私は自分のやりたいことや収入ばかりを重視してきましたが、現在はストレスがない職場で仕事と家庭を両立させることの方が重要である事に気がつくことができました。
何が正解かはもちろん人それぞれなのですが、もし過去の私と同じ境遇で毎日悩んでいる方がおられましたら、私の体験談がお役に立てるかもしれません。
少しでも誰かのお役に立てることを心から願っています。